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インターンに行ってきました!
〜インターン報告2012 3回生佐伯香菜さん〜

3回生の佐伯さんがBEPPU PROJECTでインターンをしてきました。



インターンのようすについては以下からご覧下さい!

「客観的な見られ方を痛感した二週間」

佐伯香菜
期間:2012年6月11日(月)〜24日(日)※17日(日)は休み
インターン先:特定非営利活動法人BEPPU PROJECT (大分県別府市)

 私は今回のBEPPU PROJECTでのインターンを通じて、「客観的な見られ方」を痛感しました。ずっと同じ環境にいると、良い意味でも悪い意味でも安心してしまいます。そして、いつの間にか、全く知らない人や社会からの自分の見られ方を考える機会が減っていました。なので、私にとって知り合いのいない土地、そして責任あるインターンは、自分の「見られ方」と向き合う時間となりました。
 私は人とうまく話すことが苦手で、特に、初対面の人と話すのが昔からなかなかうまく出来ません。あまり気心の知れない人の前ではしゃぐことにも抵抗があります。しかし、大学で過ごすうちに安心しきっていて、その問題に何回か直面する度、自分なりに改善しようと行動するのですが、いつのまにか中途半端に終わっていました。

 別府には、昔、旅行で一度行ったことがあるだけでした。その場所で2週間、清島アパートという古いアパートに住まわせてもらいました。そこにはアーティストがそれぞれ住居空間とアトリエを一室ずつ持っています。期間によっては、アトリエが一般に公開されます。そして、アパートの共有部屋では、みんながご飯を食べたり、くつろいだり、と住人の交流スペースとなっています。
 インターン実習中には、前半は商店街の空き店舗をリノベーションして出来たフリースペースplatform01での、「おもちゃの部屋」という企画のお手伝いをしました。アーティスト制作のおもちゃを、platform01に集め、そこを地域住民に開放し、特に親子づれに遊んでもらいました。ほかに、2012年10月6日〜12月2日に開催される“混浴温泉世界2012”に向けて、参加予定のアーティストの現場下見やミーティングに同席させてもらいました。
 「おもちゃの部屋」で親子連れの対応、アーティスト同行では有名な方との関わり、清島アパートでは住民との出会い……。インターン中は、初めて出会う人とうまく関わることがとても重要でした。「インターン生なのででしゃばらないでおこう」と言い訳をして、関わることから逃げようとしたこともありました。インターン中でも、家に帰っても、温泉に行っても、どこでも知らない人が溢れていて、関わり方を摸索し続け、気がなかなか休まりませんでした。



 そんな2週間が終わり、京都に戻って先方からインターンの評価をいただきました。そこには、細かい作業は考えてやっていて良かったが、挨拶の声が小さく笑顔も少なく、コミュニケーション能力が必要とされるアート業界では、この能力を上げる必要があるという率直な指摘をいただきました。こうしたことを直接言って下さったスタッフの方もいましたが、全体からこう思われていると知らなかったので、ショックでした。
 2週間というインターン期間は、自分に責任ある仕事が任されるまでは至らない期間ですが、「他者」から「身内」とまで行かないからこそ、お互いに「客観視」出来る絶妙な期間なのではないかと思いました。この「客観視」された自分を忘れず、これからどうやってその問題に対処し、自分を向上させていくかを考え、行動していこうと思います。本当に貴重な体験をすることが出来、本当の意味での「外」に出るための意識改革の機会となりました。



| 2012.07.19 Thursday | インターン・学外実習レポート | 投稿者:毛塚 |